こちらの記事は2023年6月に初版を作成し2024年8月に更新済みです。使用している画像は初版時の画像のため、最新ではデザインやUIが若干異なる部分もありますが、基本的な登録方法と使い方に変化はありません。
東南アジアの旅行情報を調べていると必ず出てくるタクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」
スマホで簡単にタクシーの配車ができるアプリです。
Grabを利用することにより
- あらかじめ行き先を指定して、すぐにタクシーが呼べる
- 料金を事前に把握できて、支払いもオンラインでのキャッシュレス払いが可能
そしてGrabは東南アジアのほとんどの地域で使うことができます。
そんな配車アプリGrabの登録方法と使い方についてご紹介します。
タクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」とは
「Grab(グラブ)」とは配車サービスを提供する会社です。
「Grab(グラブ)アプリ」とは東南アジアでよく使われているタクシー配車アプリです。
- Grabとは何か
- Grabを使うメリットと注意点(Grabを使うコツ)
こちらの記事で詳細を書いています。Grabを利用する際には参照してみてください。
タクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」の登録
Grabの登録の流れ
Grabの登録の流れはこちらです。
- アプリをインストールする
- アカウントを登録する
- SMS認証する
- 名前とメールアドレスの登録
- (位置情報をONにする)
– – – ここまでを日本で実施 – – –
- 初期設定(支払い方法の設定)をする
アプリをインストールする
アカウントを登録する ※ここまでを日本で実施
- SMS認証(6桁の認証番号)
インストールしたアプリケーションを開くとSMS認証画面が表示されます。
日本の国番号「+81」を選択し、電話番号は頭の0を省いて入力します。
日本の携帯番号でSMS認証をする際は日本で実施してください。
海外では日本のSMSが届かないこともあります。
- 名前とメールアドレスの登録
名前とメールアドレスの登録をします。
- 位置情報をONにする
位置情報を問われるのでONにします。
日本国内から登録する際には位置情報が起因してエラーが発生してしまうこともあるようです。
その際は、OFFにしてみてください。
また登録時にOFFにした場合は現地で位置情報をONに変更することを忘れないでください。
現地で実際に使用する際は位置情報が必須となります。
初期設定をする ※ここからは現地で実施
- アプリを開き右下の「アカウント」を選択 (1枚目)
- 「お支払い方法」を選択(2枚目)
- 「お支払い方法を追加する」を選択(3枚目)
- 「カード」(=クレジットカード)を選択してカード情報を入力し登録
クレジットカードの登録は日本国内では不可のため現地で行う必要があります。
クレジットカードの登録時にOTP(ワンタイムパス)が必要な場合があります。
OTPをメールで受け取れる様に設定しておきましょう。
※メールではなく電話番号の場合、SMS認証となります。日本のSMSは届かない可能性があります。
日本でもクレジット情報を登録する裏技はあるようです。「位置情報をOFFにしてGrab上のピンの位置を東南アジアに設定し登録する」とのことです。
情報は不確かなので、やってみたい方は調べてみてください。
これで登録までが完了です。
タクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」の使い方
Grabの配車から乗車までの流れ
Grabタクシー配車と乗車の流れです。
- 配車 :Grabアプリで配車を選択
- 配車 :乗車地と降車地を入力し支払い方法と車種を選択
- 配車 :顔認証をする(※初回使用時のみ)
- 配車 :配車完了
- 乗車 :車のナンバーを確認し乗車
- 支払い:目的地に到着、支払い(オンライン決済の場合は何もしない)
配車方法
Grabタクシーの配車を選択
はじめに、carアイコンを選択します。(2枚目)
Grabアプリには配車だけでなく様々なサービスがあります。ここでは配車をするためのサービスを説明します。
乗車地と降車地を入力し車種を選択
目的地設定
- 目的地を設定します。
- 「どこへ?」という場所をクリック(1枚目)
- 再度、「どこへ?」をクリック(2枚目)
- 目的地の場所を英語で入力
「どこへ?」という場所をクリック(1枚目)
再度、「どこへ?」をクリック(2枚目)
目的地の場所を英語で入力
目的地は「地図から選ぶ」こともできます。
- 必要に応じて、乗車地も設定します。
デフォルトとして乗車地はGPS情報を用いて勝手に設定がされています。
2、3枚目の画面上で青マークの「現在位置」を選択すると、現在位置の入力ができるようになります。
目的地設定(実際にやってみる)
- 目的地を入力する(1枚目)
- 目的地候補を確認(2枚目)
- 「すべてを見る(2)」をクリックし目的地の詳細候補を確認(3枚目)
- 目的地を選択(3枚目)
マレーシアの有名な観光地ペトロナスツインタワーで目的地を設定してみます。
- 目的地に「petro」を入力した時点で黒枠の箇所に候補が出ます。(1枚目)
- 入力モードをやめるとさらに「petro」から始まる場所の候補がでます。(2枚目)
ツインタワーが目的地のため、一番上の「KLCC / PETRONAS Twin Towers」が目的地です。
「KLCC / PETRONAS Twin Towers」の下に「Tower3」や「Ramlee Entrance」等が書かれています。これは、ツインタワーの右側なのか左側なのかといった詳細な位置です。(東京駅でいえば、「八重洲口」なのか「丸の内口」なのか、等)
- 2枚目の「すべてを見る(2)」を選択すると全部で4つの候補が出ます。(3枚目)
- こちらから降りたい場所を選択します。(3枚目)
Tower3を選択します。
乗車地の詳細設定/車種選択/支払い方法選択
- 乗車地の詳細な場所を確認し選ぶ(1枚目)
- 「乗車地を選択」(1枚目)
- 支払い方法の選択(※必要な方のみ)(2枚目)
- 車種を選択(3枚目)
- 「予約する」(2枚目)
目的地まで選択したら1枚目の画面に遷移します。こちらは乗車地に関する選択です。
- 乗車地の詳細な場所を選択します。(1枚目)
- 「乗車地を選択」します。(1枚目)
今回は乗車地を空港にしており、乗車の詳細な場所はLevel1のDoor5にします。
2枚目の画面に遷移します。
ここで下記の3点を確認してください。
乗車地:赤のピン(間違えていたらクリックして修正してください。)
目的地:青のピン(間違えていたらクリックして修正してください。)
支払い方法:左下のオレンジ枠
- 支払い方法の選択(※必要な方のみ)(2枚目)
オレンジ枠を選択すると初期設定で設定した支払い方法の候補が出てくるので選択してください。
2枚目の中央下に「JustGrab」等の表記があります。こちらが車種の選択です。
こちらも上にスクロールすると右の画面のように種類がたくさん出てきます。(3枚目)
- 車種を選択します。(3枚目)
- 車種を選択したら2枚目の画像の下にある「予約する」を選択してください。(2枚目)
車種について、私がマレーシア在住のためマレーシアでの分類を記しておきます。
※基本的にはどの国も似たような分類のため下記を参考にわかると思います。
下記に加え、タイやベトナムでは「バイク」の選択肢も出てきます。
- JustGrab:車種はランダム、近くにいるタクシー/自家用車 ※よく使われる
- GrabCar Plus:良いグレードの車、近くにいるタクシー/自家用車
- GrabCar (6-seater):6~7人乗りの車、近くにいるタクシー/自家用車
- GrabCar Premium:ハイグレードのセダン
- GrabCar Exec:8人乗りの大きめの高級ワンボックスカー
JustGrabが一番安く捕まえやすいのでよく使われています。
JustGrab以外の場合は配車できるまで時間がかかることがあります。
選択した車種限定に対し呼ぶことになるため、周囲にその車種がいなければ時間がかかってしまいます。
ここまでで、乗車地と降車地を入力し車種を選択が終了です。
顔認証をする(※初回使用時のみ)
登録の方法はアプリの指示に従うだけです。
- 枠内に顔が収まるように調整します。
- アニメーションで顔を動かすような指示が出るのでそれに沿って顔を動かします。
以上になります。
Should you receive any of the error messages below, here’s what may have happened during the process.
Error message ‘Session Time Out’ Error message ‘We Can’t Recognize a Face’ Error message ‘Issue With Verification’ Error message ‘Wrong Gesture’ If your camera is broken and you can’t take a selfie, you may verify your identity by adding a credit/debit card..
公式サイトによると下記のエラーが出て、顔認証ができない場合があるようです。
- 時間切れ
- 顔を認識できない
- 認証の問題
- 動きが異なる
認証の際には気をつけましょう。
また、カメラが壊れてる場合はクレジットカードやデビットカードの追加でIDを確認することもできるとありますが、実際にどのような流れでパスできるのかは不明です。
明るさが十分にあり、映像に障害物が入らず、指示通りに進められれば大抵は認証できると思うので、もしエラーが出ても何度か試してみてください。
配車完了
- 「Enhance your ride safety easily」を選択(どちらでも問題なし)(1枚目)
- 配車完了
「予約する」を選択後(初回は顔認証後)、1枚目の画面が出ます。
- どちらかを選択します。(どちらでも大丈夫です。)(1枚目)
これは乗車中のgrabアプリを通してオーディオレコーディング(音声録音)を有効にするかの画面です。オーディオレコーディングの目的は、車内でのトラブルに備えるためのものです。ドライバーとお客さんの両者を守るために2023年に導入されました。
私は不要と考えているため設定せず、常に「Do it Later」にしています。
2枚目の画面が配車のための車をアプリ側が検索している画面になります。
- 手配ができたら「配車完了」画面に遷移します。
これで配車完了です。
Grabの乗車方法
あとは、車が到着するのを待つのみです。
車の色やナンバーがアプリ上に記載されているため、そちらをもとに車を探しましょう。
車が到着したら乗車するのみです。
私は「Hello」とだけ言って、乗車しています。(特にルールはありません。挨拶だけは軽くしておくと良いと思います。)
ドライバーによっては目的地が合っているか聞いてくる(目的地のワードを言う)ので、合っていれば「YES」と答えるだけで大丈夫です。
Grabの目的地到着及び支払い方法(オンライン決済の場合は何もしない)
目的地に着いたら支払いをして降車します。オンライン決済の場合は勝手にアプリで決済されるので何もする必要はありません。私は降りる時には「Thank You」とだけ伝えてます。
現金で支払う場合は小銭を用意しておきましょう。ドライバーによってはお釣りを持っていないこともあります。
キャンセルとペナルティについて
キャンセルは可能です。
ただし一定時間(3〜5分)経過後のキャンセルはキャンセル料(50円〜500円)が発生します。
こちらは国によりキャンセル料およびキャンセル料が発生する条件が異なります。
また、ペナルティ制度があります。
車が到着してから一定時間(3〜5分)以内に乗車しなければペナルティーが課せられます。
上記はマレーシアにおけるキャンセルとペナルティポリシーです。国により異なるため詳しくは下記をご参照ください。
補足情報について
Grabの補足情報をこちらに書いてます。
目的地変更や事前予約の仕方等です。随時、情報は追加予定です。
その他、トラブルについて
Grabに関するトラブルも多発してます。
こちらに海外旅行(東南アジア)のトラブルについてまとめてますので気になる方はご参照ください。
※この記事内にGrabに関するトラブルを書いてます。
まとめ
東南アジアの旅行情報を調べていると必ず出てくるタクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」
スマホで簡単にタクシーの配車ができるアプリです。東南アジアではタクシーの料金が安く、タクシー利用が当たり前です。マレーシア在住の私も常に使用しております。
皆様も東南アジアを旅行する際はぜひこちらのアプリを使ってみてください。
最後に
東南アジア旅行でGrabが必須であるように、東南アジア旅行で必須の『スマホ』と『お金』と『ホテル』について私のおすすめを簡単にご紹介します。
『スマホ』と『お金』と『移動手段(Grab)』と『寝る場所(ホテル)』があれば旅行は完結します。
スマホ:海外通信はJAPAN&GLOBALeSIMがおすすめ
海外通信はJAPAN &GLOBALeSIM のeSIMがおすすめです。
東南アジア旅行ではsimカードを事前購入しておいた方がお得で便利です。(お得なのは特に2カ国以上の周遊の場合だが、1カ国旅行でも手間と時間を考えると事前購入がベター)
※現地での電話番号を手に入れたい場合は現地購入となります。(大抵の場合は不要だと思います。)
eSIMであればSIMの入れ替え不要でQRコードを読み込むだけで簡単に利用できるようになります。
特に私のおすすめのJAPAN &GLOBALeSIM のeSIMは必要なデータ容量と利用期間が選べ安価で利用できます。
JAPAN &GLOBALeSIM のeSIMの料金はこちらです。
eSIMの場合(東南アジア主要国):
5日間/1GB/890円〜
eSIMの場合(東南アジア主要国):
7日間/3GB/1090円〜
この料金で周遊も可能です。
現地でのsim購入の料金目安はこちらです。
タイ(現地):
7日間 /1.5GB / 約900円
マレーシア(現地):
25GB / 750円(日数は不明)
ベトナム(現地):
1500円〜(情報不足および正確性は高くありません。)
東南アジアの場合、eSIMよりは安価な場合も多いです。ただし、店舗の場所や営業時間を気にする必要があるかつ、SIMカードの入れ替えが発生=SIM紛失の可能性があります。手間ひまを考えると、やや高いがあまり大差がなく便利なeSIMがおすすめです。
また周遊する場合は各国で購入が必要となるため、確実にeSIMの方がお得になります。
JAPAN &GLOBALeSIM のeSIMのおすすめポイント
- 現地購入と大差ない料金価格
- 周遊時は現地購入より断然安い
- QRコードで簡単便利に利用できる
- sim 紛失の恐れなし
\便利で安価なこちらが私のおすすめです。/
お金:クレジットカードはエポスカード がおすすめ
クレジットカードはエポスカード がおすすめです。
おすすめしたいのには3つの理由があります。
- VISAブランド
- タッチ決済機能付き
- 永年無料カードでありかつ、無料カードのなかで海外保証がトップクラス
東南アジアのエリアでクレジットカードが使えてもVISA、MASTERのみ利用可能で、JCB、AMEXブランドは利用不可であることが大半です。
東南アジアは近年に急速に発展したこともあり導入したカード決済方法がタッチ決済対応であることが多いです。タッチ決済機能付きであれば簡単に決済ができます。また、シンガポールなどVISA+タッチ機能があれば電車に乗ることもできます。
私がおすすめしたいエポスカード はVISAでタッチ機能付です。
この2つの条件を満たしたカードをお持ちでない方は新規でエポスカード を作成することをおすすめします。
また、条件を満たすカードをメインカードとして所有している方は、そのカードで旅行することをおすすめします。が、サブカードとしてエポスカード を持つこともおすすめしたいです。
その理由が3つ目です。
こちらのカードは永年無料であり、かつ、海外保証が充実しています。海外保証が充実していると言えるポイントの一つが「傷害・疾病治療費用」「携行品損害」の両方ともに保証内容に入っていることです。この2つが旅行でありがちなトラブルである「体調不良」と「盗難や物の破損」に対応します。
エポスカード
の保証内容は
「傷害・疾病治療費用」「携行品損害」の両方を含む
他社の保証内容は
「傷害・疾病治療費用」のみ
また、こちらのカードは利用付帯でありますが、利用条件が簡単なところもおすすめのポイントです。
エポスカード
の利用付帯の条件は
例えば、行きの空港までの電車賃をこのカードで支払った場合
他社の利用付帯の条件は
例えば、旅行会社が企画するツアーに参加しその費用を決済した場合
と、利用付帯の条件がカード会社によって異なります。
永年無料で保証内容が充実し、付帯の条件が簡単であるのは私の知る限りエポスカード のみです。
以上から、メインカードとしてもサブカードとしてもおすすめしたいエポスカード 。海外旅行にぴったりのカードです。
\永年無料かつ海外保証が充実/
ホテル:高級ホテルステイがおすすめ
東南アジアは発展してきたとはいえ、まだまだ物価が安いため高級ホテルステイもおすすめです。
マレーシアの宣伝になりますが、マレーシア(クアラルンプール)には世界一安く泊まれるリッツ・カールトンがあります。
私はマレーシア在住のため、マレーシア旅行におすすめの宿泊ホテルをまとめてます。良ければ、こちらもご参照ください。
その他にもマレーシア旅行に役立ちそうな記事を作成しています。
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