ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパはランカウイ島にあるマリオット系列ホテルです。日本より比較的安く高級リゾート感を味わえるホテルです。また、ランカウイ島のなかの他のホテルと比較しても良心的な料金となっておりおすすめです。
また、ウェスティン宿泊者はランカウイ空港のラウンジを使うことができます。今回、私たちはこのラウンジにとても助けられました。
だけど、私にとってはお部屋においてイマイチなポイントもありました。こちらについては記事のなかでお伝えしていきますね。
私は2023年の1月に宿泊してきました。本記事ではホテルの基本情報・宿泊・空港ラウンジの様子をお伝えしつつ、私が感じたイマイチなポイントを書いていきます。また、ランカウイ島には他に3つのマリオット系ホテルがあります。そちらとの比較と選ぶポイントについても書いていきます。
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパ:基本情報
ウェスティンはマリオット・インターナショナルが展開しているホテルブランドです。マリオットグループの中で高級レベルであるプレミアムブランドホテルであり、日本でも東京都や大阪府など複数の場所に展開しているホテルです。
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパはマレーシアのリゾート地ランカウイにあり1995年に開業2006年に改装したホテルです。場所は南東部に位置しており、クアタウンという地域が比較的近いです。クアタウンにはランカウイのシンボル「鷲の像」があるイーグルスクエアがあります。また、ランカウイでもっとも大きなナイトマーケットが開催されるのもこちらの場所になります。
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパ | |
---|---|
住所 | Jalan Pantai, Jalan Dato Syed Omar, 07000 Langkawi, Kedah, マレーシア |
電話番号 | +6049608888 |
チェックイン時間 | 15:00 |
チェックアウト時間 | 12:00 |
HP |
アクセス
ランカウイ空港まで日本からの直行便はありません。マレーシアかシンガポールから行くことができます。
また、ランカウイ空港からはタクシー(Grab)になります。所要時間は約30分で料金は約30RM(約900円)です。
マレーシア クアラルンプール国際空港からランカウイ空港
所要時間は約1時間(飛行時間、料金は約4000円〜10000円で行くことができます。
マレーシアのクアラルンプール空港は2種類あります。
KLIA (KL International Airport) クアラルンプール国際空港
KLIA2 (KL International Airport2) クアラルンプール国際空港2
基本的に、
フルサービス航空会社はKLIA (JALやANA、マレーシア航空はこっち)
LCC航空会社はKLIA2 (エアアジアはこっち)
マレーシアからランカウイに行く場合は空港の場所にご注意ください。
ちなみに、KLIAとKLIA2は無料シャトルバス(10分間隔で運行)で移動できます。移動時間は10分ほどです。
シンガポール チャンギ空港からランカウイ空港
所要時間は約1時間30分(飛行時間)、料金は約10000円〜40000円で行くことができます。
チャンギ空港は4つのターミナルからできています。どの航空会社を使用するかにもよりますが、日本からの到着ターミナルがどこか、シンガポールから出発するターミナルがどこかは事前調べしておいた方が良いと思います。
ちなみに、代表的な航空会社のターミナルだけ記しておきます。
ターミナル1(T1) 日本航空(JAL)
ターミナル2(T2) 全日空(ANA)
ターミナル4(T4) エアアジア
また、上記に関係しそうな移動方法を記しておきます。
T1 ⇄ T2 スカイトレイン 約4分
T2 ⇄ T4 シャトルバス 約10分
T1 ⇄ T2 ⇄ T3 シャトルバス
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパ:ホテル全体
エントランスとロビーとレセプション
エントランスです。開放的で広々としてます。
レセプションです。
ロビーの奥です。海を眺めることができます。
マリオット会員のドリンクサービスでお酒1杯/1人をいただきました。海を眺めながらいただきました。つまみはプレッツェルです。
客室とアメニティ
こちらがお部屋です。雰囲気は良いです。ただ、私にとってはなんとも言えず、イマイチでした。
特に大きな問題はありません。ただ、綺麗にされているものの、やはり古さを感じます。左下の入り口の写真とかで少しは伝わるでしょうか。また、写真には残せてませんが、家電などが私にそう感じさせました。もちろん、昭和のノスタルジックさやヨーロッパの中世の豪華さを表現しているのであれば、それも良い味になりますが、そういう感じではありません。
バルコニーからの眺めとウェルカムフルーツです。
写真は切れてしまっていますが左のほうに海が見えます。こちらも、少しイマイチです。もちろん、景色は良い部屋、悪い部屋あります。ただ、他の方の宿泊記を見てもイマイチでした。
どうしてイマイチと感じるか、私にも説明ができないのですが、ずっと眺めていたくなる景色かというとそうではないような景色です。バルコニーはありますが、座ってお酒でも飲みながらゆっくりしたいかというと、そういう気にはなりませんでした。(実際、外で食べ飲みしているとお猿さんが来るので眺めとは関係なくできないのですが・・・)
また、写真に残せていませんが、アメニティはウェスティンのオリジナルホワイトティーです。使い切りのミニボトルではなく、大きなボトルになってます。
空港ラウンジ
こちらはランカウイ空港のラウンジです。ウェスティン宿泊者とセントレジス宿泊者がこちらを利用することができます。宿泊時にスタッフからラウンジ使用の紙がもらえます。その紙をこちらで見せれば入ることができます。
左側の写真の2~3倍くらいの広さです。ちょっとしたお菓子の飲み物があります。またフライト状況を確認できるようになっています。
ちょっとしたラウンジではありますが、私たちはとても助けられました。私たちは当時、体調が悪かったのです(頭痛等)。予約したときにはそんなことになるとも思わず、夜のフライトを予約。ホテルは既にチェックアウト済みで部屋はなく。さて、どうしよう。私たちは早めに空港に行ってラウンジを利用することにしました。ラウンジは利用者が少なく、入って1時間後くらいには私たちだけになりました。そんなこともあり、広いソファに横にならせてもらい、3, 4時間過ごしてなんとかやり過ごしました。途中、ラウンジから出てコンビニでポテチを買ってラウンジでポテチを食べたりしてました。
こちらのラウンジは特別、魅力的なものがあるわけではないので、基本的には利用しなくても良いと思います。一方で、想定より早く観光が終わってしまった、不安なので空港には早めに行きたい、などあれば、ラウンジの存在は魅力的かもしれません。
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパ:朝食
サラダバーとマレーシア定番のナシ・レマです。
カリフォルニアンロールがありました。私にっては特別魅力的ではありませんが、マレーシアのホテル朝食ではなかなか見ないので珍しかったです。
右上はエッグステーションです。
フルーツやパンケーキなどです。
アイスクリームもあります。一番右の黄色いのはスイートコーンアイスクリームです。
マレーシアのお菓子です。クアラルンプールのホテル朝食では、まだ、見たことがありません。
ランカウイのホテル朝食でマレーシアお菓子を食べることができるのでぜひ挑戦してみてください。
ちなみに、私は左上のバナナを揚げたお菓子「ピサンゴレン」が大好きです。マレーシアに限らず東南アジアで定番なのですが、まだ食べたことがなければぜひ召し上がってみてください。
私たちが頂いた朝食です。先ほども書いた通り、私たちはあまり体調が良くなかったので、少し質素ですが、おいしかったです。
左の写真の茶色い半円形のものは、エッグステーションのオムレツなどと同じようにその場で作ったできたてのものがいただけるのですが、何だかよくわからない味のものでした。
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパの朝食には、サラダバー・エッグステーション・ホットミールなどの基本的なものはありました。また、マレーシアで定番のナシ・レマ等や、マレーシアのお菓子もありました。種類はそれなりにあり満足でした。特別、何か印象に残ったかというとそうではないのですが、マレーシアのお菓子があったのは良かったです。(ウェスティンに限らず、ランカウイのホテル朝食にはマレーシア菓子があるのは基本のようです。)
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパ:まとめ
エントランスやロビーは開放的で気持ちよかったです。また、お部屋は綺麗でした。ただし、古さと眺めはイマイチでした。また、朝食は種類・内容ともに満足ですが、特別何か印象に残ったものはありませんでした。
ランカウイ島で選ぶべきマリオット系ホテルは?
ランカウイ島にはマリオット系ホテルが4つあります。私はそのうちの2つのホテルに宿泊しました。残りの2つのホテルはまだ宿泊できていませんが、宿泊経験とランカウイ島を訪れた経験を踏まえつつ様々な観点から選ぶべきマリオット系ホテルを考えていきます。
ランカウイ島にあるマリオット系ホテルの比較
ランカウイ島にあるマリオット系ホテル一覧
ホテル | ランク |
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アロフト・ランカウイ・パンタイテンガー | セレクション |
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパ | プレミアム |
セントレジス・ランカウイ | ラグジュアリー |
ザ・リッツ・カールトン・ランカウイ | ラグジュアリー |
最高ランクのラグジュアリーが2つ、プレミアムが1つ、セレクションが1つです。
立地
パンタイテナン/パンタイテンガ/タンジュンルービーチはオープンビーチです。オープンビーチに近いのはアロフトのみです。それ以外のホテルは海沿いですが、オープンビーチはありません。
リッツの近くに景色を眺めることができる観光地「スカイキャブ 」があります。セントレジス/ウェスティンの近くにランカウイの代表的なモニュメント「イーグルスクエア」があります。
価格
2023年6月時点で1ヶ月後の7月の料金をマリオット公式サイトで調べた結果です。
画像出典:マリオットボンヴォイ公式サイト
ホテルランクと比例して料金が異なっています。
マレーシアは日本に比べて比較的ホテルが安いことが多いですが、ランカウイ島はマレーシアのなかでは高価格に設定されている気がします。
ランカウイ島にあるマリオット系ホテルの比較
ランカウイ島にあるマリオット系ホテルの比較です。
まずは事実ベースです。
ホテル | 料金 | ビーチ | 観光地 | その他 |
アロフト | 安い | プライベートビーチなし オープンビーチが近い | ・オープンビーチは近い ・イーグルスクエア(撮影)は遠い ・スカイキャブ(景色)は遠い ・ナイトマーケット(食)は遠い | 2018年開業 |
ウェスティン | ↑ | プライベートビーチあり | ・イーグルスクエア(撮影)が近い ・ナイトマーケット(食)が近い ・スカイキャブ (景色)は遠い ・オープンビーチは遠い | 1995年開業2006年改装 ランカウイ空港ラウンジの使用が可能 |
セントレジス | ↓ | プライベートビーチあり | ・イーグルスクエア(撮影)が近い ・ナイトマーケット(食)が近い ・スカイキャブ (景色)は遠い ・オープンビーチは遠い | 2015年開業 ランカウイ空港ラウンジの使用が可能 |
リッツ | 高い | プライベートビーチあり | ・スカイキャブ(景色)が近い ・イーグルスクエア(撮影)は遠い ・ナイトマーケット(食)は遠い ・オープンビーチは遠い | 2017年開業 ランカウイ空港から一番近い |
続いて私の個人的な意見ベースです。
アロフト (宿泊済み) | 実際に宿泊を体験して ビーチリゾート感はなく、シティホテルに南国感を出した感じ 宿泊だけを目的とすれば満足できるホテル |
ウェスティン (宿泊済み) | 実際に宿泊を体験して 部屋はやや古さを感じるが、プール・ビーチなどのエリアは広くビーチリゾートとしてゆっくりと過ごせる 日本の宿泊料金、ランカウイでの相場を考えるとこの料金でこのレベルのリゾート感を味わえるのは良い |
セントレジス | 他の方の宿泊記を通して ロビーなどの雰囲気はエレガントさと高級感は感じることができそうだがそれ以外は特に魅力的なポイントは少なそう ウェスティン同様にビーチリゾート感は満載 同じくらいの価格のリッツの方が魅力的である クアラルンプールのセントレジスは宿泊を体験したが、こちらもロビーの華麗さは素晴らしかった |
リッツ | 他の方の宿泊記を通して 部屋の雰囲気がとても魅力的でベッドの足元側にビーチが見える作り また有名なスパあり ビーチリゾート感はウェスティンやセントレジスと同等だろう クアラルンプールのリッツ・カールトンは宿泊を体験したが、古さを感じる部分があった 一方でランカウイのリッツは2017年ということもあり期待できそう |
ランカウイ島にあるマリオット系ホテルの選別ポイント
私が考えるランカウイ島にあるマリオット系ホテルの選別ポイントです。
まずは、気にすると良いポイントです。
- 予算がどうか
- ホテルにリゾート感を求めているか
- 個人のこだわり(新しさやアメニティや朝食 etc…)
続いて、気にしなくても良いと思うポイントです。
- 観光地が近いか
順番に説明します。
気にすると良いポイント1 予算がどうか
ランカウイにあるマリオットリゾートは階段上に料金が異なりますので予算に合わせて選別することが可能です。
また、予算に余裕がある場合は、最上級のセントレジス リッツ・カールトンの選択肢がありますが更に、ウェスティンの部屋をランクアップする選択肢もあります。
気にすると良いポイント2 ホテルにリゾート感を求めているか
YESならば、ウェスティン セントレジス リッツ・カールトン
NOならば、アロフト
です。
アロフトも熱帯地域のホテルにある南国感は出てますが、プライベートビーチはなくプールもシティホテルにあるプールと同じです。ビーチでゆっくり過ごしたい場合はリゾート感のあるホテルを選びましょう
アロフトは観光を目的とし、ホテルは宿泊だけで良いというプランの方のみ選択すると良いでしょう。
気にすると良いポイント3 個人のこだわり(新しさやアメニティや朝食 etc…)
最後は個人のこだわり次第です。
こちらは色々なポイントがあります。「新しさ」「アメニティ」「朝食」「ブランド名」「部屋の雰囲気」etc.. 最後は、ご自身のこだわりポイントに沿ってホテルを選別してみてください。
ちなみに私のポイントだけまとめて表にしてみます。(コメントおよび○△は勝手につけてます。)
こだわり1 新しさ | こだわり2 アメニティ | こだわり3 朝食 | こだわり4 部屋の作り | |
アロフト | 2018年開業 ◎ | drybar △ | 普通 △ | シティホテル △+ |
ウェスティン | 2006年改装 △ | WHITE TEA ○ | 良い ○ | リゾート感はあるが特に印象的ではない ○ |
セントレジス | 2015年開業 ○ | REMEDE △ | とても良さそう ◎ | 良さそう ○+ |
リッツ | 2017年開業 ◎ | Asprey ○ | 良さそう ○ | とても良さそう、私好み ◎ |
私は予算が問題なければ、次回はリッツ・カールトンに宿泊したいと考えています。
気にしなくて良いポイント1 観光地に近いか
どのホテルも近い観光地と遠い観光地があります。
もちろん、訪れる観光地が1箇所だけであれば、観光地が近いかどうかは重要になります。しかし、複数の観光地を訪れるのであれば、特に立地にこだわる必要はないと思います。
また、マレーシアではタクシー(Grab)移動が安く簡単にできます。例えば、ウェスティン/セントレジス から スカイキャブに行くには車で50分ほどでタクシー50RM(約1500円)程度で行くことができます。決して安くはないですが、日本よりは使いやすいと思います。
マレーシアでよく使われているGrab(グラブ)タクシーについて知りたい方はこちらをご参照ください。
まとめ
ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパはランカウイ島にあるマリオット系列ホテルです。日本より比較的安く高級リゾート感を味わえるホテルです。また、ランカウイ島のなかの他のホテルと比較しても良心的な料金となっておりおすすめです。
マレーシアのランカウイ島にはウェスティン以外にもマリオット系のホテルがあり、それぞれに利点欠点があります。私が考える選別ポイントを参考に皆様もご自身のこだわりに合わせて選別してみてください。
今回の記事ではマリオット系列を中心に書きましたが、他のホテルも多数あるため、そちらも比較してみてください。
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