エアアジア(Airasia)、東南アジアで主流の格安航空会社です。
日本発着もあり、一般の航空会社よりも断然安い。そんなエアアジアのビジネスクラスとエコノミークラスとは?
エアアジアにあるクラスとパックを説明します。
エアアジアのビジネスクラスとは?

エアアジアにはビジネスクラスとして「プレミアムフラットベッド」というプランがあります。
となってます。
他にもサービスはあります。詳しくはプレミアムフラットベットの項目で書きます。
フルサービスキャリアのビジネスクラスよりは劣ります。アルコール類の提供がないのはもちろん、飲み物も水の提供のみです。食事も他のクラスと同等です。
格安航空LCCのビジネスクラス、エアアジアのビジネスクラス(上位のクラス)という意味では、こちらの「プレミアムフラットベッド」のプランがその立ち位置にあたります。
もちろん、日本の航空会社にあるような「おもてなし」もありません。
エアアジアのエコノミークラスとは?
エアアジアのエコノミークラスは、「エコノミー」というプランで、運賃に機内持ち込み(7kg)のみが含まれた最低限のサービスのクラスとなってます。
※エコノミークラスを「旅客機の座席クラスの中で最も基本的な区分で最低価格で利用できるプラン」と定義した上で書いてます。
フルサービスキャリアのエコノミークラスは、運賃に加え受託手荷物や機内食が含まれていますが、格安航空エアアジアの場合は、オプションとして自分で追加していく形となります。
これは他の格安航空LCCと同様です。
機内持ち込み荷物以外、機内食や受託手荷物はもちろん、水(飲み物)やブランケットなど何も付かないのでご注意ください。
フルサービスキャリアのエコノミークラスと同等に近いサービスが必要であれば、「バリューパック」というプランもあります。
ただし、こちらも水(飲み物)やブランケットは付いてません。
エアアジアにプレミアムエコノミーはある?
エアアジアの中での立ち位置としては、「プレミアムフレックス」がプレミアムエコノミーに近いかもしれません。
プレミアムフレックスは
となっており、座席やスタンダード(通常)よりやや広め、機内食などの基本的なサービスを含みつつ、優先待遇もある点がプレエコに近いものとなってます。
「プレミアムフラットベッド」同様に、お酒や水以外の飲み物のサービスはなく、機内食も特別仕様ではありません。
エアアジアにビジネス・プレエコ・エコノミーのまとめ

以上、3つをまとめるとこちらです。
クラス | エアアジアの場合 | フルサービスキャリア比 |
---|---|---|
ビジネスクラス | プレミアムフラットベッド | ・水以外の飲み物の提供はなし ・アメニティーなし ・特別なホスピタリティなし |
プレミアムエコノミー | プレミアムフレックス | ・水以外の飲み物の提供はなし ・ブランケットなし ・アメニティーなし |
エコノミークラス | バリューパック エコノミー | ・飲み物の提供はなし ・ブランケットなし ・アメニティーなし エコノミーの場合は、 ・受託手荷物や機内食は含まれない |
エアアジアでも、クラスの段階は何段階か分かれてます。
名称が異なりますが、一般的な「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミー」「エコノミー」と似たような分類になってます。
また、3列目にはフルサービスキャリア比で不足している部分を書いてます。
エアアジアは格安航空LCCです。フルサービスキャリアとは別物であり、比較するものではありませんが、「ビジネスクラス」や「エコノミークラス」という名称のイメージはフルサービスキャリアの場合でのことが多いです。そのため、備考として不足を書いてます。
フルサービスキャリアと比較すると、全体的にサービスが悪いですが、その分、低価格となってます。
エアアジアにあるクラス・パックと特徴
エアアジアのクラス別のサービス比較はこちらになります。

各クラスの特徴を順番に説明します。
エアアジアのプレミアムフラットベッド

プレミアムフラットベッドの特徴はこちらです。
記事の前半にも書いている通り、ビジネスクラスに近いサービスとなってます。
繰り返しますが、細かく言えばビジネスクラスよりは劣っており、アルコール類の提供がなかったり食事も他のクラスと同等です。
個人的には、プレミアムフラットベッドはサービス的な意味では「座席がほぼフラットになるフルサービスキャリアのプレミアムエコノミークラス」という印象です。
日本の航空会社にあるような「おもてなし」ももちろんありません。
格安航空LCCとしては、エコノミークラスよりも座席広く豊富なサービスにあたるため上位クラスであるビジネスクラスという立ち位置になります。
エアアジアのプレミアムフラットベッドの座席
プレミアムフラットベッドの特徴の中でも、他のプラン・クラスと大きく異なるのが座席の「フラットベッド」です。
「フラッドベッド」を利用できるのは、この「プレミアムフラッドベッド」のクラス(プラン)のみとなってます。
このフラットベッドについては、別途、座席についての記事で触れているので興味があればご参照ください。
エアアジアのプレミアムフラットベッドの荷物
こちらも他のプランに対し優位なものとなっており、受託手荷物が40kgまで持ち込み可能となってます。
ただし、受託手荷物のルールとして、荷物一つあたりの最大容量は32kgとなっているのでご注意ください。
詳しくはこちらの記事に書いてます。
エアアジアのプレミアムフレックス

プレミアムフレックスの特徴はこちらです。
プレミアムフレックスは、優先待遇がありやや特別感があるクラス・プランとなってます。
エアアジアのプレミアムフレックスの座席
座席はホットシートorスタンダードになり、「プレミアムフラットベッド」との大きな違いでもあります。
このホットシートorスタンダードシートは格安航空ならではの狭さがあります。座席については別途記事にしているので気になる方はこちらをご参照ください。
プレミアムフレックスではホットシートが選べるようにはなっているものの、このホットシートでやっと他の航空会社のスタンダードと同じくらいの席の広さとなるため、あまり「プレミアム」さは感じられないかもしれません。
エアアジアのプレミアムフレックスの荷物
プレミアムフレックスの荷物は受託手荷物が「20kg」までとなってます。足りない方はオプションで追加することもできます。
エアアジアのバリューパック

バリューパックの特徴はこちらです。
バリューパックは機内食と受託手荷物と座席指定ができるプランとなっており、欲しいオプションを兼ね備えたプランとなってます。
「エコノミー」で予約して、それぞれをオプション追加するよりは、「バリューパック」での予約の方がお得になります。
一部の便では「バリューパックライト」というものもありますが、日本発着では対応なしのためここでは割愛します。
エアアジアのバリューパックの座席
バリューパックで選択できる座席はスタンダード席のみです。
既に何度かリンクを貼ってますが、座席について詳細に知りたい方はこちらをご覧ください。
エアアジアのバリューパックの荷物
プレミアムフレックスと同様に「20kg」の受託手荷物が付属されてます。
エアアジアのエコノミー
エアアジアのエコノミーには基本的に何も含まれていません。
前半の「エコノミークラス」の説明の繰り返しとなりますが、エアアジアの「エコノミー」は機内持ち込みの手荷物(7kg)のみ含まれています。
それ以外の、受託手荷物や機内食、座席指定等は追加オプションとなり追加料金を払えば付いてきます。
サービスが何もない分、料金は格安です。エアアジアの格安さの恩恵を一番に受けられるプランとなってます。
ますが、日本発着では対応なしのためここでは割愛します。
エアアジアのエコノミーの座席
エコノミーで予約しつつ座席指定をしたい方は、オプションとして追加料金を払えば座席指定が可能です。
料金の目安についてもこちらに書いているので気になる方はご参照ください。
エアアジアのエコノミーの荷物
エコノミーで予約しつつ受託手荷物を追加したい方は、オプションとして追加料金を払えば追加が可能です。
料金の目安についてもこちらに書いているので気になる方はご参照ください。
各クラスのフライト変更とキャンセル
各クラスのフライト変更またはキャンセルについて書いておきます。
エコノミー | バリューパック | プレミアム フレックス | プレミアム フラットベッド | |
---|---|---|---|---|
変更 | × | × | 2回まで変更可 | 無期限の変更可 |
キャンセル | × | × | × | × |
エコノミーとバリューパックは変更もキャンセルも不可となってます。ただし、変更についてお金を払えば変更できるようになってます。
プレミアムフレックスとプレミアムフラットベッドはキャンセルは不可ですが、変更には対応してます。
フレックスは2回まで無料で変更が可能、フラットベッドは無制限の無料変更が可能となってます。もちろん、変更前後による差額分の支払いは必要です。
エアアジアは、一番高いプラン(プレミアムフラットベッド)でもキャンセルは不可(返金なし)となってます。その代わり、キャンセルはオプションで追加できるようになってます。こちらについては、別途記事を書いているので興味があればご参照ください。
エアアジアにあるクラス・パックを選ぶポイント

エアアジアには4つの選択肢「プレミアムフラットベッド」「プレミアムフレックス」「バリューパック」「エコノミー」があります。
最後に、この選び方のポイントとなりそうなことを書いておきます。
フラットの座席を選ぶためには、「プレミアムフラットベッド」のプランしかありません。
機内食や受託手荷物はオプションとして追加できるため、「エコノミー」を選んでオプション追加することもできますし、初めからパックになっている「バリューパック」を選択することもできます。
機内食と受託手荷物と座席指定の3つを取るならば、「バリューパック」の方がお得になるのでおすすめです。
3つの内2つもしくは1つだけ欲しい場合は、「エコノミー+オプション」が安くなることが多いと思いますが、比較してから決めることをおすすめします。
広い座席(ホットシート)を予約したい場合は、「エコノミー/バリューパック」を選択した上でホットシートの座席指定をするか、ホットシートが選べる「プレミアムフレックス」にするかです。
「エコノミー」+ホットシート座席指定は「プレミアムフレックス」より安くなりますが、
「バリューパック」+ホットシート座席指定は「プレミアムフレックス」の方が安くなります。
ホットシートを利用したい場合は、「エコノミー」か「プレミアムフレックス」がおすすめです。
まとめ
以上が、エアアジア(Airasia)のビジネスクラスとエコノミークラスについてでした。
エアアジアにはエアアジアのプラン設定があります。それぞれ特徴が異なるため、自分に最適なプランを選択した上で、ぜひ利用してみてください。
エアアジアについて他にも記事にしてます。興味があれば参照してみてください。


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