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エアアジアの座席表とおすすめの席 | 10回以上の搭乗経験をもとに解説

エアアジア(Airasia)、東南アジアで主流の格安航空会社です。

日本発着もあり、一般の航空会社よりも断然安い。

そんなエアアジアの座席表!席の種類は?コンセントは?

10回以上のエアアジア搭乗経験をもとに私の経験も含め書いていきたいと思います。

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エアアジアの座席:座席の種類と座席表

はじめに

座席の種類と座席表を書く前に、飛行機じたいについて簡単に書いておきます。

エアアジアは「エアバス」という飛行機を使用しています。

エアバスとは、ヨーロッパを拠点とする航空機メーカーです。

エアバスは多くの航空会社で使用されており、日本で言えばJALやANA、ジェットスターやピーチがそうです。

そのエアバスは複数の種類の航空機を製造していますが、エアアジアで使用しているのは下記の3種類です。

  • Airbus A320 Family:ナローボディ機(座席は150席から240席程度)
  • Airbus A321 neo:ナローボディ機
  • Airbus A330 Family:ワイドボディ機(座席は253席から440席程度)

日本発着の場合、東京/羽田や東京/成田や大阪の便はワイドボディ機が利用されているでしょう。

上記以外の便は時期と時間によってはナローボディ機が使用されることもあるようです。

エアアジアの座席表

Airbus A320 Family/ A321 neo(ナローボディ機)

こちらがA320シリーズのタイプAです。A320の全ての航空機およびA321 neo で 3-3 の座席となっており横幅の狭い小型の機体です。

A321 neo はここ数年で現れた比較的新しい機体です。エアアジアは今後全てのA320neoの253機の航空機をA321neoに切り替えていくと発表しています。

Airbus A330 Family(ワイドボディ機)

こちらがA330シリーズのタイプAです。上記は 3-3-3 / 2-3-2 の座席となっており横幅の広い大型〜中型の機体です。他のタイプでは 2-4-2 / 2-3-2 のものもあります。

次に座席の種類についてです。

エアアジアの座席の種類

エアアジアの座席は5種類あります。

  1. Standard Seat(A320/A330)
  2. Hot Seat(A320/A330)
  3. Twin Seats(A330)
  4. Quiet Zone(A330)
  5. Premium Flatbed(A330)

シートマップと座席の種類

A330シリーズのタイプAで座席の種類の割り当てを説明します。

  1. Standard Seat:下記以外
  2. Hot Seat:座席群の前方に位置する赤い席
  3. Twin Seats:後方部にある2人席
  4. Quiet Zone:前方部にある紫のエリア
  5. Premium Flatbed:前方部にある紫の席

続いて各座席の詳細についてです。

Standard Seat

スタンダードシートはエアアジアの標準の座席です。

ボディの種類によって座席サイズが少し違います。

A320(ナロー)A321(ナロー)A330(ワイド)参考情報
シートピッチ(前方空間)71cm(28″)〜71cm(28″)〜76cm(30″)〜JAL/ANA:84cm(33″)〜
日本のLCC:74cm(29″)〜
座席幅40cm, 43cm(中央座席)43cm(17″)〜40cm(16″)〜航空会社全般:42~45cm
新幹線:44cm, 46cm

※ ” : インチ

シートピッチは前方空間です。

ワイドボディの30”(インチ) は、LCC業界では普通です。ただし、長距離運行時には、31″以上としている航空会社が一般的です。

ナローボディの28″は航空業界で一番狭いです。人にもよりますが、数時間であれば問題ないかもしません。長時間の場合はストレス負荷が大きいでしょう。

ちなみに、JALやANAの中・長距離運行の場合のシートピッチは33″〜です。格安航空のピーチやジェットスターも29″〜です。

座席幅は、普通席の場合は42cm〜45cmが一般的です。それに対してA320とA330は40cm/43cm〜と少し狭めです。実際に様々な利用者が利用してきている実績があるため問題はありませんが、「快適な空の旅」とまではならないかもしれません。

ちなみに、新幹線の座席幅は44cm(46cm(3人がけ中央席))となってます。

Hot Seat

座席の前方部分に位置し、スタンダードシートよりも足場が広めになってます。

座席幅はスタンダードシートと同じです。

Quiet Zone

こちらは、A330シリーズのワイドボディの一部のタイプのみです。(タイプA, B, C, Fのみ)

Quiet Zoneの座席は下記が謳われています。

  • 静か: 騒音は最小限
  • 位置: 到着後すぐに降りれる
  • 照明: 優しい照明
  • 早めの食事提供: 早めの食事サービス

Quiet Zoneは10歳以下の利用は不可となってます。エアアジアは大人だけの空間エリアを設けているのです。

Twin Seats(A330)

こちらは、A330シリーズのワイドボディのみです。

飛行機の後方部にある2連席で座席自体はスタンダードと同様です。

Premium Flatbed

こちらは、A330シリーズのワイドボディの一部のタイプのみです。(タイプA, C, D, Eのみ)

スタンダードフラットベッド
シートピッチ(前方空間)76cm(30インチ)〜149cm(59インチ)〜
座席幅40cm(16インチ)〜48cm(19インチ)〜

足場もありフラットになる席です。フラットとは言え、180度までフラットにはなりません。シートピッチが59インチで成り立つのはそのおかげでしょう。ただ、利用者の声としては完全フラットでなくても快適のようです。

また座席幅もスタンダードと比べると広めに設定されています。

プレミアムフラットベッドの選択する場合は、予約プランが変わります。

一番左のプランになります。座席以外にも受託手荷物や食事やフライト日時変更可など複数の特典込みのパックになります。

基本料金+座席だけプレミアムフラットベッドはできないようなので注意しましょう。

参考程度に、ある日程の羽田発 – クアラルンプール着の便での料金を載せておきます。

往路が基本料金+53000円、復路が基本料金+112920円です。もちろん曜日や時期により大きく変動するため、参考程度の料金になります。

ちなみに、このプランの特典はこちらです。

エアアジアの座席:座席指定は無料でできる?

無料の座席指定はありません。どの席も有料です。

他の航空会社であるような「チェックイン後であれば無料で指定できる」等もなく、座席を無料で指定する方法はありません。

座席指定の料金の一例はこちらです。とある日の羽田発 – クアラルンプール着の便です。

Quiet Zone
ホットシート
Quiet Zone
スタンダード
ホットシートスタンダードツイン
スタンダード
座席指定料金7140 (6000) 円5100 (4280) 円6120 (5140) 円2040 (1710) 円3060 (2570) 円

この時は座席指定料金の割引が適用されていたため、その料金を()内に書いてます。下記に載せている画像には割引料金で書かれているためご注意ください。

Quiet Zone

前方部にあるクワイエットゾーンです。

最前席がホットシートとなってます。それ以外はスタンダードシートです。

ホットシートとスタンダードシート

中央付近です。赤色がホットシート、水色とグレーはスタンダードシートです。水色はリクライニング不可となってます。

スタンダードシートとツインシート

後方部です。青がツインシートです。座席としてはグレーのスタンダード席と同じですが料金は異なります。

エアアジアの座席:座席指定なしでも問題ない?

座席指定をしなかった場合は、出発の24時間前から2時間前までのチェックイン手続き中に座席が自動割り当てされます。この自動割り当てのアルゴリズムは分かりませんが、ランダムで配置されると記載されてます。

指定なしで問題となるのは、同伴者との座席の位置関係です。同伴者と隣に座りたい場合は座席指定は必須です。

エアアジアの公式でも座席指定することが薦められてます。(会社としては利益を挙げたいために、このようなことを記載しているのかもしれません。)

予約なしで隣に座れるかの質問に対し、予約無しでは隣になる可能性は低いと述べられてます。

12際以下の子連れの場合の予約なしについての質問に対しても、公式は予約を勧めてます。

ちなみに、私も何度か座席指定なしで利用したこともあります。私の場合どうだったのかは最後に書いてます。

エアアジアの座席:座席指定のやり方

座席指定のやり方について簡単に書いておきます。

予約時は、情報入力画面(名前等)に「Pick a seat = 座席予約」があるのでここから座席を選びます。

予約後は、下記のようにして座席指定ができます。

(公式サイトにスマホアプリ上でのやり方が載っていたため、こちらを引用させてもらいます。)

  1. AirAsia MOVE appを起動
  2. 「View all purchases」をクリック
  3. 「Add-Ons」をクリック
  4. 「Seat」をクリック
  5. シートマップ上で座席を選択
  6. 確認画面で確認した上で「Confirm changes」をクリック
  7. 支払い方法を選択
  8. 確認して支払い「Confirm changes and pay」、終了

エアアジアの座席:座席は狭い?広さは?

座席幅およびシートピッチは座席はもちろん機体によっても異なります。従って一概に狭いとは言えません。ただし、広くはないです。

すでに座席のサイズは記述済みですが、改めて表にまとめます。

※「狭い」や「普通」の判断基準は格安の航空会社の平均をもとに個人的に判断して書いてます。

A320
スタンダード
A320
ホットシート
A321
スタンダード
A321
ホットシート
A330
スタンダード
A330
ホットシート
シートピッチ狭いやや狭〜普通狭いやや狭〜普通やや狭い普通
座席幅やや狭いやや狭い普通普通やや狭いやや狭い

一番の好条件はA321(ナローボディ機)のホットシートです。逆に一番の懸念点はA320(ナローボディ機)でのスタンダードシートです。この座席で日本から東南アジア圏内への移動は相当な負担になる可能性が高いです。

A320(ナローボディ機)での東南アジア圏内の移動であれば、私の経験から言えば問題ないレベルです。もちろん快適とは言えません。

日本発着であれば、飛行時間も考えるとホットシートを選択した方が無難だと思います。

エアアジアの座席:コンセントはある?

プレミアムフラットベッドであればユニバーサル電源ポートがあります。

それ以外の座席は基本的にはコンセントおよびUSBポートともにありません。

ただ、A321に関しては、全席にUSBポートが設置されてます。

私の経験上で言えば、別の航空会社ですがUSBポート設置されていても使用できないこともありましたが、エアアジアのA321では使用可能でした。(エアアジアのA321の利用は1度のみです。そのため、常にUSBポートが利用可であるかどうかの保証はできません。)

エアアジアの座席:私のおすすめの席

私のおすすめの席について私の経験をもとに書いておきます。

※ただし、私の場合は条件が限定的(乳幼児連れでの搭乗が多数)であること、搭乗回数は多いが座ったことのある座席の種類は少ないため参考程度にお読みください。

私の経験

はじめに、私のことについて書いておきます。

私はエアアジアに10回以上搭乗していますが、そのうちの半数以上は座席指定をしています。

座席指定するかどうかは、下記の条件次第でした。

座席指定あり

  • 長時間(4時間以上)の飛行
  • 子連れ

座席指定なし

  • 夫婦のみで短時間の飛行
  • 1人

座席指定なしの時の座席の割り当てがどうだったかというと、半数以上はばらばら(数回だけ隣席)でした。

私の場合は、座席が前後に割り当てられることが多く、2,3回は2列以上離れた座席の割り当てでした。

過去の全ての搭乗記録はないのですが、一部だけ手元に残っていたため参考までに「座席指定無しの場合の自動割り当てされた座席」を提示しておきます。

  • クアラルンプール → ホーチミン : 24D, 24E
  • クアラルンプール → ダナン : 5B, 5C

これらは座席指定なしでしたが、隣席に割り当てられたものです。ちなみに、後者のダナンは、ホットシートに割り当てられてラッキーでした。(基本的にはスタンダードへの割り当てだと思うのですが、満席だったこともあり、運良くホットシートになったのかもしれません。)

  • クアラルンプール → バリ : 18F, 19F
  • クアラルンプール → ランカウイ : 22A, 23A

こちらが、座席がばらばらになったもので、前後に割り当てられたものです。

次に、私が座ったことのある座席について記載しておきます。

  • ナローボディ機のホットシート1列目
  • ナローボディ機のホットシート数列目
  • ナローボディ機のスタンダードシート
  • ワイドボディ機のホットシート1列目
  • ワイドボデイ機のスタンダードシート

です。ワイドボディ機のフラットベッドやクワイエットゾーンやツインの座席は利用したことがないため限定的な経験での情報からおすすめの席について書かせてください。

私のおすすめの席

私のおすすめの席はこちらです。

ナローボディ機ならば

  1. ホットシート(一番前)
  2. ホットシート(非常口付近)
  3. ホットシート
  4. スタンダードシート(一番前)
  5. スタンダードシート(リクライニング不可を除く)

ワイドボディ機ならば

  1. ホットシート
  2. スタンダードシート(リクライニング不可を除く)

ポイントはこちらです。

  • ホットシートで足元の広い座席
  • スタンダードシートはリクライニング不可に要注意

ホットシートを選んで座席に余裕を

エアアジアは座席が狭いことがネックです。

私は座席購入するならば、多少、値が張っても少しでも座席の広い場所を選びます。

特にナローボディ機が特に狭いため、少しでも快適に過ごしたければホットシート必須です。

ナローボディ機の場合は、「一番前」「非常口付近」のホットシートが特にが広くなってます。そのため、より広さを求めるならば、こちらを選択するのが良いです。ただし、注意点もあります。

  • 離着陸時に足元に荷物を置けない
  • 一部の席は肘掛けが固定されており座席に圧迫感あり
  • 非常口付近に座る場合は条件あり

非常口付近の条件はこちらです。

  • 緊急時に乗組員を支援できる身体的および精神的健康保持者
  • 緊急時の指示を理解できる
  • 15歳以上
  • 妊娠していない
  • 乳幼児連れでない

各ボディの非常口付近の座席の情報を載せておきます。

注意点も問題なく、料金も問題なければホットシートの選択がおすすめです。

スタンダードシートはリクライニング不可に要注意

ナローボディ機・ワイドボディ機ともにスタンダードシートの中にはリクライニング不可の座席があります。

スタンダードシートは選択肢が多いため、人それぞれ好みが分かれますが、ナローボディ機であれば私は一番前が好きです。満席時以外はホットシートが埋まることも少なく、スタンダードシート前のホットシートに人がいないことがあります。

また、他の座席で言えば、後方部も人が少ない可能性があります。座席指定なしの座席自動割り当ては前方から順に埋まっているように思います。満席時以外は後方部が比較的空いています。

スタンダードシートの一番後ろを座席指定する際も注意点があります。全ての便ではありませんが、一番後ろの座席は選択できないこともあります。「シートマップ上で一番後ろを選んだつもりが一番後ろではなかった・・・」ということがありました。

スタンダードシートは値段も良心的であるため、特にこだわりがない方で座席指定をしたい場合にはおすすめです。

まとめ

以上が、10回以上のエアアジア搭乗経験をもとに書いたエアアジアの座席についてでした。

エアアジアについて他にも記事にしてます。興味があれば参照してみてください。

せっかくの格安航空、格安で利用しなければ意味がない!

事前に荷物事情を把握して、格安で利用しつつ東南アジアを楽しんでください。

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