「東南アジア旅行で必要な持ち物は何?」
「東南アジアはあまり綺麗なイメージないけど他の海外旅行と同じでいいの?」
マレーシア在住で東南アジア各国を旅行した私が思う『東南アジア旅行で必要な持ち物』についてご紹介します。
また、東南アジア事情も併せてご説明しますので、それを踏まえた上でご自身にとって必要かどうかを判断してみてください。
記事の内容
- 東南アジア旅行で必要な持ち物
東南アジア旅行で必要な持ち物

持ち物一覧
持ち物一覧です。必要なものからあったら便利なものまで一覧にしてます。
- 貴重品
- スマホ・PC関連
- 生活必需品
- 衣類
- ビーチグッズ
- エチケット
- バスルームアメニティ
- ヘアケア・フェイスケア
- 常備薬
- 日差し・日焼け対策
- ルーム・ベッド周辺
- 食品関連
- 飛行機関連
- 思い出作り
- その他グッズ
貴重品
パスポート
パスポートの期限は気をつけましょう。
東南アジアでは多くの場合、残存期限が6ヶ月以上である必要があります。
また、スマホにパスポートの写真を入れておくことをおすすめします。
ホテルや街中で身分証を求められた場合はパスポート本体ではなく、スマホの写真で問題ないことが大半です。
防犯のためにもパスポートの出し入れはなるべく減らすことをおすすめします。
日本円 , 海外通貨
日本円は日本での移動・海外通貨の換金に使用します。
また、海外通貨を既に持っている方は海外通過も忘れないようにしましょう。
別の国の通貨を持っている方はその通貨での換金も可能です。
当たり前の話なのですが、盲点となるポイントです。円安時には海外通貨どうしでの換金がお得になることもあります。
クレジットカード
基本的にクレジットカードの使用が可能です。
また、クレジットカードには海外旅行保険があらかじめ付帯しているものもあります。保険代わりにもなるため必須です。
東南アジアでもクレジットカードが使えることが多いですが一部では利用不可です。
また、クレジットカードの国際ブランド はVISAかMasterが基本です。
スキミング防止カードケース
東南アジアでもスキミングのリスクはあります。
あまり多くはないですが、私の周囲でも被害にあった方はいます。
不安であればスキミング防止カードケースの利用をおすすめします。
スキミング防止カードケースはzepirion社がおすすめです。
スマホ・PC関連
スマホ・PC
スマートフォンは必須です。
東南アジアでスマホを使う場面の例を2つ挙げます。
- 東南アジアの交通手段の一つにスマホを使って配車するタクシーがあります。
- 東南アジアの一部のレストランではスマホを使ってメニューの確認や注文、支払いをする場所があります。
※店員さんに言えば紙のメニューやオーダーも可能です。
以上のように、スマホは情報の検索や地図を調べる以外でも使用します。
可能な限り、スマートフォンは電池を切らさず持ち歩くと良いでしょう。
モバイルバッテリー
海外旅行ではモバイルバッテリーを持ち歩いた方が安心です。
東南アジアでは配車タクシーの利用が一般的ですが、配車アプリはGPSを使用します。
GPS利用によりバッテリーの消費も早いためモバイルバッテリーは常に持ち歩いておくことをおすすめします。
注意点として、フライト時のモバイルバッテリーに関するルールは厳しくなってます。
※モバイルバッテリーは機内持ち込みになります。
格安航空エアアジアでは2025年4月に、日本の航空会社では2025年7月にルールの強化がされてます。
理由としては機内でのモバイルバッテリーによる事故が多発しているためです。
お手持ちのモバイルバッテリーが問題ないか改めて確認することをおすすめします。
まだお持ちでない方、新調する予定のある方はこちらがおすすめです。
Ankerのモバイルバッテリーですが、機内持ち込みに適用している規格になります。
またAnker社が公式的にに機内持ち込み用としておすすめしている商品になるため安心して持ち込むことができます。
時計・イヤフォン
時計やイヤフォンも多くの方にとっては必需品だと思います。
最近はスマートウォッチを利用される方も多いためこちらの項目で時計を書いてます。
時計やイヤフォンは旅行中に紛失しやすい製品となってます。
等、十分にお気をつけください。
通信手段(SIM等)
スマートフォンと同様に通信手段は必須です。
東南アジアでは現地でSIMを入手する方法もあります。
現地SIMのメリットデメリットはこちらです。
電話番号付きのSIMが格安で手に入るメリットはありますが、現地での購入・手続きが必要になります。
お店の場所や営業時間を気にする必要があるという点は大きなデメリットになります。
また、基本的には周遊版はないと思っていた方が良いです。周遊する予定があるならば事前に準備しておくことをおすすめします。
では、電話番号は必要なのか?
基本的には不要です。
何か「契約したい」「ECを利用したい」等の場合は必要ですが、旅行だけであれば大抵の場合は困りません。
東南アジアでレストラン等に問い合わせたい場合は
を利用します。その他、SNSでも連絡が可能です。
「WhatsApp」は登録時にSNS認証があるので利用したい方は、日本で事前に登録しておくことをおすすめします。
通信手段について、私のおすすめを書いておきます。
東南アジアの通信手段として、SIM・eSIM・モバイルWi-Fi・海外ローミングなど種類は様々ですが、おすすめは「eSIM」です。
eSIMの中でも特におすすめしたいのが「JAPAN&GLOBAL eSIM」です。
※1 期間内であれば容量を使い切っても低速無制限(128kbps)で利用可能
※2 3日間プランの場合の例
1月1日10:00〜1月4日09:59までの利用が可能
今の時代、通信は命綱といっても過言ではありません。上記は日本企業が提供しているものであり安心して利用できます。
eSIMの中には上記よりも安価で何十円という価格で利用できるものもありますが、通信が不安定だったりすることもあります。
品質を見極めて選択することをおすすめします。
充電器, 充電ケーブル
充電関連も必須です。
スマホに限らず、充電が必要なものは忘れないように気をつけましょう。
旅行はなるべくコンパクトなものがおすすめです。
こちらはアップル製品向けですが、このように複数の製品を1つで充電できるとより良いです。
変換プラグ
変換プラグは必須です。
東南アジア内でも国によってタイプが違います。
タイ | A・B・B3・BF・C |
ベトナム | A・C |
マレーシア | BF |
シンガポール | BF |
フィリピン | A・B3・C |
カンボジア | A・C |
変換プラグも様々ですが、
そんな人にはこちらがおすすめです。
世界対応かつUSBやTypeCが複数付いています。いつでもどこでも充電はこれ1つあれば問題なしです!
そんな方には、その国専用のプラグタイプを購入することをおすすめします。
ただし、このタイプは基本的には1口のみの形状であるため必要な口数分だけ購入する必要があります。
スマホスタンド
旅行中は待ち時間も発生することが多いです。
スマホスタンドはあると便利です。
生活必需品
これらも必需品になります。
現地で購入し代用することはおすすめしません。
生理用ナプキンで言えば、現地で購入も可能ですが東南アジアの紙質はあまり良い印象がないためおすすめしません。
デリケートなものになるため可能な限り使い慣れたものを利用した方が良いです。
現地で購入するならば料金が安いものには十分にお気をつけください。
衣類
夏服, 水着
東南アジアは常夏の国々です。
基本的には夏服で問題ありません。
一部の国の観光地においては文化的に肌の露出が禁止となっている場合があります。
- タイ・バンコクの王宮
- マレーシアのモスク、等
長袖・長ズボンの着用が必須です。
多くの場合、主要観光地であれば無料か低価格でヒジャブ等の貸し出しをしてくれることがありますが、稀に購入が必要になることがあります。
バンコクの王宮ではタイパンツを観光地価格で買わされました・・・。
行く場所の服装のルールには気をつけましょう。
また、東南アジアのホテルにはプールが付いてます。
ビーチに行く予定がなくてもプールに入るならば水着は忘れないようにしましょう。
羽織もの
羽織ものは必須ではありませんが、必要に応じて準備しましょう。
マレーシアに限った話ですが、マレーシアはイスラム文化の国であり女性がヒジャブを羽織っていることから室内のエアコンは強めに設定されてます。
寒がりな方は羽織りものを常に持ち歩いておくことをおすすめします。
圧縮袋
荷物をコンパクトにしたいならば圧縮袋を利用します。
圧縮袋を利用する場合は、掃除機やハンドポンプ不要で簡単に圧縮できるタイプを選びましょう。
洗濯用品, 衣服用の消臭スプレー
洗濯や消臭スプレーは必要に応じて準備します。
そんな方は洗濯や消臭スプレーを利用するかもしれません。
洗濯用品はもちろん海外のホテルには消臭スプレーもありません。
東南アジアは物価が安いこともあり洋服を現地で購入するという手もあります。
モノを選べば安くてしっかりした素材の洋服が手に入ります。
お土産にもなっておすすめです。
※ 東南アジアでもシンガポールは物価が高いのでご注意ください。
ビーチグッズ
ビーチグッズは必要に応じて持っていきましょう。
エチケット
ハンカチ・ティッシュ
ハンカチ・ティッシュはエチケットとして持ち歩きましょう。
ティッシュに関しては洗い流せるティッシュがおすすめです。
トイレ事情はあまり良くありません。
綺麗でなかったり、トイレットペーパーが補充されてなかったり、設置されてなかったり。
※設置に関してはマレーシアに限った話です。文化的な違いになります。
ただし、東南アジアで紙を洗い流すのは可能となっています。ティッシュは洗い流せるものを持ち歩くことをおすすめします。
ウェットシート
ウェットシートもあった方が便利です。
レストランではお手拭きは出ないのが当たり前です。
レストランでは3パターンあります。
- お手拭きなし
- 無料お手拭き
- 有料お手拭き
お手拭きなしが大半ですが、一部で有料のお手拭きがあります。
席にお手拭きが置いてあるのですが使用したら料金が取られる仕組みです。
料金は全然安い(数十円)のですが、日本とは異なる文化なので知っておいて損なしです。
エコバッグ
東南アジアでも無料のプラスチックバッグが廃止されている場所も多いです。
一部の場所・国では、今でも無料で袋に入れてくれますが、エコバッグを持っていることに越したことはありません。
現地でエコバッグを購入するのもおすすめです。
価格も安くお土産にもなります。
ただし、気に入ったものにすぐに出会える保証はないので1つくらいは日本から持っていくべきかもしれません。
個人的にお気に入りのエコバッグは「シュパット」です。
少し前に話題になりましたが便利で重宝してます。
後者の「コンパクトに見える」というのは、機内持ち込みの際に活躍します。
機内持ち込みは多くの場合、「機内持ち込みバッグ+小さめのハンドバッグ」ですが、
この「小さめのハンドバッグ=シュパット」となります。
大手の航空会社であればあまり気にする必要はないのですが、格安航空の場合は指摘されることもあるのでバッグの大きさは気にするようにしてます。
エコバッグを新調する予定のある方はぜひ検討してみてください。
ジップロック, ビニール袋
ジップロックやビニール袋は何かと重宝します。
必需品ではありませんが、あると便利かもしれません。
バスルームアメニティ
バスルームアメニティは必要に応じて準備しましょう。
高級ホテルであればアメニティとして付属しているものになります。
※バスソルトは場所によります。
ヘアケア・フェイスケア
こちらも必要に応じて準備します。
特に基礎化粧品は海外のホテルでは提供されていないのでご注意ください。
常備薬
胃薬・酔い止め・痛み止め
これらの常備薬はあった方が良いです。
体質等、人にもよるためこれら以外でも必要かもしれませんし、不要な方もいるかもしれません。
自身にあった常備薬は忘れないようにしましょう。
東南アジアは発展してきましたが、まだまだ清潔レベルは低いです。
食あたりも可能性としてあります。
特にローカルのレストランやナイトマーケットを利用する際は注意すると良いです。
気をつける点としては
胃が弱い方や食あたりが不安な方は胃腸薬等を所持することをおすすめします。
個人的には酔い止めも持っていて損はありません。
東南アジアでは交通機関として配車タクシーの利用が一般的です。
配車タクシーは一般ドライバーによる運送なのですが、人によっては運転が荒く酔ってしまうことも。
必需品ではありませんが、酔いやすい方は酔い止めを持ち歩いても良いかもしれません。
絆創膏
旅行中はいつも以上に歩きます。
使い慣れた靴でも靴擦れを起こすかもしれません。
絆創膏は数枚持っていても良いでしょう。
虫除け・ムヒ
必要に応じて持参します。
蚊はいます。刺される方は刺されます。
私は普通に生活しているだけで2,3日に1回は刺されてます。
ただし、刺されない方は全然刺されません・・・。
また、東南アジアでは「デング熱」もあります。
私の周りの方でも「デング熱」となり入院した方もいます。
稀なケースではあるので過度に心配する必要はないのですが、心配な方は虫除けを利用することをおすすめします。
私のおすすめのムヒはこちらです。
よく刺されるので常に持ち歩いているのですが、小指程度の大きさでとても重宝してます。
日差し・日焼け対策
日差し・日焼け対策も欲しいところです。
東南アジアは日本の猛暑ほどは暑くなりませんが、日本の真夏の暑さはあります。
旅行となると常に外にいることになるので日差し・日焼け対策をすることをおすすめします。
日焼け・日差しとは違いますが、東南アジアの雨事情について書いておきます。
東南アジアでは雨が毎日のように降ります。
ただし、1時間以内で止むことが多いです。
時間を無駄にしたくなければ折りたたみの雨傘を持ち歩くことをおすすめします。
時間に余裕があれば折り畳み傘を持ち歩かなくても雨が降り出した際に近くで時間を潰せば問題ないことも多いです。
ルーム・ベッド周辺
海外のホテルにはパジャマはありません。
快適に過ごすためにはパジャマとなる洋服を持っていくことをおすすめします。
また、ホテルのケトルに関して清潔さが不安な方はポータブルケトルを持っていくと良いです。
今は下記のようなコンパクトになるケトルがあります。
注意点として海外は電圧の違いがあるため海外対応製品を選ぶ必要があります。
食品関連
お菓子や割り箸も必要に応じて持っていきます。
飛行機関連
ラッゲージスケール
ラッゲージスケールはあると便利です。
機内持ち込み荷物やスーツケースの軽量が外出先でも簡単にできます。
厳しい航空会社では1kg超過しただけでも超過料金を取られます。
超過料金は割高です。ラッゲージスケールを1つ購入した方が断然安く済みます。
ラッゲージスケールを上手に使って無駄なお金を使わないようにすることがおすすめです。
まだお持ちでない方はこちらがおすすめです。私も持ってます。
アイマスク, ネックピロー
飛行機を少しでも快適に過ごすためにはアイマスクやネックピローの利用もあります。
マスク
航空機内の乾燥対策としてマスクの利用もおすすめです。
着圧ソックス
長時間のフライトであれば着圧ソックスは利用した方が良いです。
人にもよるかもしれませんが、到着後の足のむくみが全然違います。
オーラルケアグッズ
オーラルケアグッズもあると便利です。
歯磨きやフロスやマウスウォッシュなど、自身にあったオーラルケアグッズは持っておくと良いです。
個人的には最近流行りの「マウスウォッシュタブレット」もおすすめです。
タブレット1粒と水を口に含み、砕いた後で注げばマウスウォッシュ同様の洗浄効果があります。
タブレットの良さとして持ち運びやすい点があります。タブレット1つでいつでもどこでもマウスウォッシュが可能です。
また、機内では「ミントタブレット」を利用することもあります。
飛行機ではタイミング良くお手洗いに行けなかったり、行けてもやや腰が重いことがあります。
そんな時にはミントタブレットで軽めのケアだけします。
ブランケット
ブランケットは航空会社「エアアジア」に限った話ですが、「エアアジア」ではブランケットのサービスはありません。
一方で機内は寒いことも多いです。
機内で少しでも快適に過ごすためには持ち歩きのブランケットがあっても良いです。
おすすめはこちらです。
安くはありませんが、とてもコンパクトになり多くの場面で利用できておすすめです。
思い出作り
思い出作りとして写真を撮る方は多いと思います。
東南アジアは日本とは文化や建造物も異なり非日常的な写真が撮れます。
自撮り棒やカメラがあるとより楽しむことができるのです。
今はレンタルという方法も安いのでおすすめです。
ミラーレスカメラ 4泊5日レンタル
3710円〜
最近は動画を撮る方も多いです。
OSMO POCKETはポケットサイズでありながらもスマホ以上の機能が盛りだくさんあるので撮影をより楽しめておすすめです。
OSMO POCKET 7泊8日レンタル
3810円〜
その他グッズ
暇つぶしグッズ
旅行中は待ち時間など暇な時間が発生します。
その時間の使い方は事前に考えて準備しておくことをおすすめします。
時間の使い方は人それぞれだと思いますが、「映画やドラマ鑑賞」「読書」という方も多いと思います。
既に利用されている方が多いと思いますが、簡単な紹介です。
フライト中に動画を見るなら「AmazonPrimeVideo」がおすすめ
「バチェラー・ジャパン」ドキドキ・キュンキュンしたい方おすすめです。
フライト中に読書をするなら「Amazon Kindle Unlimited」がおすすめ
面白い本が多数あります。読書が好きな方にはおすすめです。
ただし、注意点としてデバイスのバッテリーには十分にお気をつけください。
不安な方は、エンターテイメント用のデバイスを別に持っておくと安心です。
読書であれば定番の「Kindle」がおすすめです。
決して安くはないですが、ずっと使えるものとなってます。
癒しグッズ
癒しグッズもあると良かったりします。
旅行はエンタメではあるものの、疲労や異なる環境によるストレスも大きいものです。
少しでもストレス解消になるような癒しグッズを持っていくのもありです。
個人的にお気に入りの癒しグッズをご紹介しておきます。
ホットアイマスクでじんわり目の周りを温めつつ香りも楽しみます。
旅行時に特別目が疲れるわけではないのですが、寝る前に利用したりするとストレス解消につながっている気がします。
足スッキリシートは旅行中の疲れた足に効きます。
旅行中は歩くことも多いため足の疲労が半端無いです。
旅行の中日や後半に利用して少しでも足の疲労を回復させてます。
まとめ
以上が東南アジア旅行の持ち物でした。
東南アジア情報として、「エアアジア」や「Grab」についても記事にしてます。
良ければ合わせてご参照ください。
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