こんにちは、マレ子です。
マレーシアに来て2年経ちました。
正直、マレーシアでの生活がきついです。
何がきついかって、物価とか虫とか気温とか…
今日は「マレーシアの生活で何がきついか」マレーシアの現実を書いていきます。
マレーシアに移住予定の方、マレーシアに移住を考えている方
移住前に読んでみてください。
移住を改めて考える良いきっかけになるかもしれません。
移住前に対策が打てるかもしれません。
また、マレーシア在住で「マレーシアでの生活がきつい」と思っている方も
お時間があれば読んでみてください。
「わかるわかる!」と共感できるかもしれません。
・マレーシアに移住を考えている方、マレーシアに移住予定の方
・マレーシア在住の方で「マレーシア生活がきつい」と感じている方
・「マレーシアでのきつい生活」マレーシア生活の現実
→ わたしが移住前にすべきと思う対策についても書いてます
「マレーシアでのきつい生活」マレーシア生活の現実
10のきつい現実
- 物価 : マレーシア人と同じ生活スタイルでない限り物価が安いとは言えない
- 英語 : 英語を話す機会がないのは分かっていたが、英語学校も頼りにならない
- 気候 : 常に高温多湿で汗かきまくり、季節感がなくて記憶が曖昧
- トイレ: トイレが汚いのは分かっていたが、濡れているのは少しきついし慣れない
- 虫 : コバエと同居はあたりまえ
- 洗濯 : 洋服の色の変化に追いつけない
- 食 : 食は大事、食べたいものがなくなる現実
- 生活音: 生活していると音が気になる、生活音ではない文化の違い
- 車 : 事故多発・渋滞多発・道の間違え多発・歩いていれば穴多発
- つまらない : つまらない
順番に説明します。
マレーシアの物価
「マレーシア人と同じ生活スタイルでない限り物価が安いとは言えない」
マレーシアに来て、マレーシアに住んで、みんなが思う物価の問題
「マレーシアは物価が安いみたいだからお金貯まっていいね」と言われて期待してた渡航前
現実はそんなに甘くありませんでした。
生活費を一部だけ書き出してみます。
通信費 約9000円/1ヶ月(2人分のスマホ代と家のインターネット代)
水道代 約2000円/1ヶ月
そんなに日本と変わらない気がします。
別にインターネットも光の高速通信というわけではありません。
今、日本で高騰している電気代についてはお出しできませんでした。(毎月の請求が不安定すぎて…)
こちらが食材費です。
鶏胸肉 約100円 /100g
鶏もも肉 約90円 /100g
豚肉 約240円 /100g
卵 約230円 /1パック
卵(生食可) 約400円 /1パック
レタス 約100円 /1玉
キャベツ 約100円 /1玉
人参 約100円 /中3本くらい
じゃがいも 約60円 /中6個くらい
ぶなしめじ 約100円 /1袋
鶏肉と野菜が安く、豚肉と卵(乳製品)が高いです。
ちなみに、上記はスーパーに売っているだいたいの値段です。
豚肉は市場で購入すれば140円/100gです。
これに加え、日本の調味料は日本の価格の2倍~3倍です。
食費は日本料理を作る方にとっては、日本と同じような費用になると思います。
野菜と鶏肉が安いためマレーシアの調味料でマレーシア料理を作る方は物価の安さの恩恵を受けることができます。
最後に外食費です。
外食費はランチで書きます。(ディナーはばらつきが大きい)
ローカル(屋台) 約200円~500円
ローカル(レストラン) 約1000円
ローカル(中華) 約800円?
日本料理(ラーメン) 約900円
日本料理(しゃぶ葉) 約1700円
中華料理(レストラン) 約1500円
ローカル(屋台)を積極的に食べない限り物価の恩恵は感じられません。それ以外は日本と同じくらいでしょうか。
これが現実です。「マレーシア人と同じ生活スタイルでない限り物価が安いとは言えない」のです。
移住時に日本の調味料をなるべく持ち込む
マレーシアは引っ越し時に日本の調味料を持ち込めます(お酒類は不可)
「可能な限り持ち込む」というのが事前に対策できることでしょうか。
マレーシアの英語
「英語を話す機会がないのは分かっていたが、英語学校も頼りにならない」
- 海外に住んでいても積極的に行動しない限り英語を話す機会はありません。
- 仕事で英語を話すような環境に身を置かない限り英語を話す機会はありません。
それはマレーシアに限らず全世界共通です。
日本にいても毎日の生活で仕事と家庭以外で日本語を交わす機会は少ないですよね。
これは分かっている方も多いと思います。
問題はそれではありません。英語学校です。
マレーシアの英語学校は周囲の方の話を聞く限り、そんなに評判がよくありません。
例えば
- 生徒が日本人ばかりで日本の英語学校と同じ
- 日本人はいないが他の生徒の英語の発音が独特すぎて英語の勉強をしているのかわからない
「英語を話す機会がないのは分かっていたが、英語学校も頼りにならない」というのは、
こんな現実だからです。
移住前からマレーシアの友達を作る努力をする
私が思う一番の勉強法は友達を作って、友達と英語で会話することです。
マレーシアは英語も公用語になっているため、マレーシア人は英語を流暢に話します。
マレーシア人と友達になり英語で会話するということがマレーシア移住のメリットになると思います。
マレーシアの気候
「常に高温多湿で汗かきまくり、季節感がなくて記憶が曖昧」
常夏の国です。常夏というと私はハワイを連想して良いイメージがあります。
しかし、ここは東南アジア。高温多湿で日本の夏と同じです。
外を歩けば汗をかきます。
そして、何より、四季がない! これが「きつい」!
理由は
- 季節のイベントを楽しめない
- どの時期に何をしていたかを忘れる
1つ目はこの項目の最後に書いている「つまらない」にも通ずるのですが、
季節がないため季節のイベントがありません。
もちろん旧正月やラマダン等の文化的なイベントはあります。
私は季節イベントが好きです。そのため季節イベントがないと物足りなさを感じます。
とはいえ、常夏の国なので季節のイベントがないことはわかっていました。
2つ目、これが渡航前には想像してなかったことでした。
季節がなければ、淡々と1年が過ぎていきます。いつ、何をしたか、ぱっと思い出せないのです。
別に生活には支障がありません。しかし、私の場合、
思い出しづらい ⇒ 思い出が弱い=印象に残らない ⇒ つまらない
となっている気がします。
「常に高温多湿で汗かきまくり、季節感がなくて記憶が曖昧」
こちらに関しては受け入れるしかなさそうです。
マレーシアのトイレ
「トイレが汚いのは分かっていたが、濡れているのは少しきついし慣れない」
トイレ事情はどこの国も色々とありますね。
日本にいても郊外への旅行に行くとたまに不安になることがあります。
トイレには期待していませんでした。ただ、想像以上に「きつい」なと。
別にマレーシアのトイレが特別に臭いわけでも汚れているわけでもありません。
文化の違いにより足元が水浸し状態になっているのです。(排泄後は水でお尻を洗う文化)
その水浸し状態にどうしても慣れることができません。
「トイレが汚いのは分かっていたが、濡れているのは少しきついし慣れない」ということです。
薄い靴底の靴は持ち込まない(気持ちの問題)
これは気持ちの問題ですね、私は薄い靴底だと不安になります。
基本はこちらも受け入れるしかなさそうです。
マレーシアの虫
「コバエと同居はあたりまえ」
常夏の国なのでコバエは常に繁殖してます。
「いやいや、生ゴミの処理とか綺麗にしていれば繁殖しないでしょ」
そう思うかもしれませんが、なかなか、難しいのです。
私も洗い物は溜めず、毎日ゴミを捨ててますがコバエが発生します。
もちろん、私の対応が不足しているのかもしれません。
しかし、私の知人の多くがコバエに苦しんでいます。
また、コバエだけではありません。ゴキブリ・アリ・ヤモリなどもいます。
「コバエと同居はあたりまえ」というのは、こういった現状なのです。
コバエ対策・虫対策グッズを準備しておく
私も対策としてコバエホイホイ等は持ち込んだのですが、まだ足りていないようです。
マレーシアでも虫対策は売っており買ったりもしますが、日本で効果がありそうなものを見つける方が早い気がします。(ここらへんの英語はやはり難しいです。)
マレーシアの洗濯
「洋服の色の変化に追いつけない」
マレーシアで毎日洗濯していると洋服の色が変わります。
「色落ちしているだけでしょ。」いいえ、色落ちではありません。
白がグレーに変わります。ただしこれは、住んでいるコンドミニアムの水質にもよるかもしれません。
他にも以前に聞いたことがあるのは「洋服の色が黄ばむ」というものです。
わたしのところでは「黄ばむ」というのはありませんが、白がグレーに変色してます。
おそらく洗濯水が汚いのでしょう。
(本当は洗濯水も浄水にしたかったのですが、コンドミニアムの都合上取り付けができませんでした。)
わたしは「洋服の色の変化に追いつけない」のです。
おしゃれな白系の洋服を持ち込むのはなるべく避ける
もっと言えば、移住先の水環境を知っておく、ということですが、これは難しいと思います。
できる対策で、おしゃれな白系の洋服は持ち込まないというところです。
マレーシアの食
「食は大事、食べたいものがなくなる現実」
食についての意見は様々でしょう。
マレーシアに住んでいる日本人の方もそれぞれです。
- 毎日のように外でマレーシア料理を食べている方
- 平日は家でマレーシア料理以外を食べ、土日はマレーシア料理を食べに行く方
- 平日は家でマレーシア料理以外、土日はマレーシア料理以外を食べに行く方 ★私はここ
- 毎日のように家でマレーシア料理以外を食べている方
※マレーシア料理以外は日本料理やイタリアン料理を述べてます。
私はマレーシア料理をそんなに食べません。
嫌いではないのですが、頻繁に食べたくなるほどでもありません。
そのため、基本的には家で日本食、土日は日本食やイタリアンを食べにいきます。
マレーシアにはたくさん日本食のお店があります。ただし、やはり、外国。
数が限られますし、すべてのお店の味に満足できるわけではありません。
そうすると、だんだん、食べたいものがなくなってきてしまうのです。
「今週末は何を食べよう。」
マレーシア料理がお口に合う方であれば、こんな悩みはないかもしれません。
マレーシア料理はそこまでだけど、外食好きの方にとっては
「食は大事、食べたいものがなくなる現実」がくるかもしれません。
これは受け入れるしかなさそうです。
マレーシアの生活音
「生活していると音が気になる、生活音ではない文化の違い」
私はあまり音に敏感ではないので気になっていないのですが、一部の方は音が気になるようです。
マレーシアの宗教において、1日5回のお祈りがあります。
そのお祈りのときに、礼拝の呼びかけ(アザーン)があります。
モスクを通してマイクを使って行われるため、自宅にいても聞こえてくるのです。
これは住んでる場所にもよるかもしれません。
また音に敏感かどうかにもよるかもしれません。
それが、「生活していると音が気になる、生活音ではなく文化の違い」です。
移住する家の場所に十分気を付ける
これは移住する前というか、マレーシアに渡航する直後になるかもしれませんが
家を決める際に、その場に行ってみる等して確認してみると良いかもしれません。
マレーシアの車
「事故多発・渋滞多発・道の間違え多発・歩いていれば穴多発」
マレーシアの車事情はよくないです。
他の発展途上国と比べれば全然良いのかもしれないのですが、日本に比べると、断然に車事情が悪いです。
- 事故がよく起きます。
- 粗い運転が多いです。
- 渋滞が多発します。
- 車社会のため通勤時間帯や天候が悪い時は渋滞です。
- 歩いていると穴が多発します。
- ホールなどが取り外されそのままになっているのを私は複数回見ました。
- ※多発というのは少し盛りすぎかもしれません。
「事故多発・渋滞多発・道の間違え多発・歩いていれば穴多発」これがマレーシアです。
車内で楽しめる方法を模索しておく(渋滞対策)
渋滞対策については事前に考えておくと良いかもしれません。
それ以外については、「気を付ける」の一択だと思うので事前にできることはなさそうです。
つまらない
「つまらない」
こんなことを言っては怒られてしまうかもしれませんね。
しかし、私にとっては、少しつまらないのです。
理由は
- 四季がないため季節イベントがない
- 遊び場が少ない
- 観光地も魅力的ではない
からです。
「やることがない」
マレーシアでよく聞く言葉です。周りの方でよくやっているのは
- 旅行
- ゴルフ
- 家でゲームや映画
でしょうか。いや、これでも十分でしょうか。しかし、マレーシアらしさがないですね。
「つまらない」です。
マレーシアでの日常を期待せず趣味を見つけておく
ゴルフや旅行が好きな方はマレーシアに来て楽しめると思います。
また、それ以外でも、趣味を見つけておくと良いです。
マレーシアに来てからも趣味を作ることはできますが、
日本で見つけて日本で揃えてマレーシアに持ってくる方が断然、楽です。
ドラマや映画でもかまいません。ただし、配信サービスではVPN接続が必要になることを忘れずに。
おすすめ動画配信サイトはこちら <U-NEXT>
おすすめの漫画サイトはこちら <マンガ・雑誌読み放題サービス>
おすすめVPN接続はこちら <Rakulink>
まとめ
マレーシアの10のきつい現実を書いてみました。
マレーシアでの生活にはきついこともたくさんあります。
一方でマレーシアの良い点もたくさんあります。
こちらの記事も書いてます。参考にしてみてください。
マレーシアに移住を検討している方、事前に現実を知った上で移住することをおすすめします。
事前に知り、対策を打っていれば、十分にマレーシア生活を楽しめると思います。
移住前にできることもあるのでぜひ実施してみてください。
マレーシア移住の予定がある方にはこちらの記事もおすすめです。
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