リュック1つで17日間のヨーロッパ旅行をしてきました!
さらに今回の旅行先の条件はこちら
- 長時間のフライト(乗り換え含め18時間)
- 旅行する国の気温差30度(4カ国周遊)
- ホテルのランクが低〜高(アパートメントホテル泊含みアメニティほぼ0)
- PCもカメラも所持
こんな条件下でも30Lのリュック1つで旅行を楽しむことができました!
そんな私がおすすめするリュックをご紹介したいと思います。
リュック1つだけで海外旅行するコツとしてこちらの記事も書いてます。
- リュックだけで海外旅行がしたいけど、どんなリュックを選べば良いか分からない男性・女性
- リュックだけで長期旅行がしたいけど、どんなリュックを選べば良いか分からない男性・女性
- 海外旅行/長期旅行するときのおすすめのリュックを知りたい方
本記事の内容
- 私の簡単な旅行遍歴 ※読み飛ばしOK
- リュック1つだけで旅行するときのおすすめのリュック
- 旅行用リュックの選び方
- 私のおすすめのリュック
この記事を書く私について ※読み飛ばしOK
この記事を書く私はこんな人です。
- 海外旅行は約25回、約30カ国、日数は2日〜17日(平均6.5日)
- 海外旅行の経験は多くないですが少なくないです。
- 土日休みの会社員でした。(今は駐在妻状態)
- ノマドワーカーでもなければ資産家でもないので金銭的余裕も時間的余裕も人並み。
旅行の経験はありつつも、平均的なタイプの私だからこそ参考にしていただけるかなと考えてます。
また、この約25回の旅行でスーツケースでの旅行、リュックでの旅行、一通り経験しました。
そんな私だからこそ参考にしていただけるかなと考えています。
私の旅行遍歴の詳細はこちらに書いてます。
リュック1つだけで旅行するときのおすすめのリュック
旅行用のリュック選びに重要なポイント
私が考える旅行用のリュック選びに重要なポイントは2つです。
- リュックの容量
- リュックの種類
旅行用のリュックの容量
リュックの容量の選択は重要です。
- 容量が変われば、持って行ける量、持って帰ってこれる量が変わる
- 容量が変われば、入る持ち物の重さとリュック自体の重さが変わる ※
※ 容量が重さに直結するわけではないのでご注意ください。
ここでは容量が増えれば、入れられる量(持ち物)が増えて、重さが増えるという考えです。
前者は容量が大きい方が良いとなりますが、後者は容量が小さい方が良いということになります。
また、必要以上に容量を大きくした場合は下記のような心理的な問題が出てくると思っています。
- 余裕があるからと、無駄なものまで持っていってしまう
- 余裕があるからと、お土産を買いすぎてしまう
一方で、容量を小さくしすぎて、必要なものすら入らないというのは一番やってはいけないことです。
自分にとって最適な容量のリュックを選択するのが一番です。
容量の選び方
では、どのように自分にとって最適な容量を把握するのか。
単純に考えれば、
どれだけ持ち物があるか
ですが、同時に
どのくらいの重さであれば、無理せずに旅行ができるか
を考える必要があります。
持ち物の量は工夫により減らすことが可能です。
人が感じる重さの許容量を増やすことは簡単ではありません。
これは人により筋肉量、体つき、重さに対する感覚が異なるので一概にこの重さとは言えません。
私が使用している容量
無責任に特定の容量をおすすめすることはできませんが、
私が実際に使用している容量をお伝えすることはできるので、参考にしてみてください。
私(女性)は30L 〜 35Lを使用(持ち物を合わせると平均7kg〜10kgの重さ)
夫(男性)は40Lを使用(持ち物を合わせると平均8kg〜12kgの重さ)
この容量のリュックで3日間の旅行もすれば17日間の海外旅行もしてます。
私たちにとっては、この容量が持ち物として丁度良く、重さとしても耐えられるものとなってます。
旅行用のリュックの種類
続いてリュックの種類についてです。
リュックの種類の選択も容量と同様に重要です。
- 種類が変われば、体への負担が変わる
- 種類が変われば、機能性やパッキングのしやすさが変わる
- 種類が変われば、リュックじたいの重さが変わる
これらすべてを兼ね備えているリュックはありません。それぞれ長所・短所があります。
自分にとって最適な種類のリュックを選択するのが一番です。
種類の選び方
では、どのように自分にとって最適な種類を把握するのか。
自分が重視するポイントに合っているか
旅行プランに合っているか
を考えると良いと思います。
自分にとって最適な種類を把握するためには、どんな種類があり、どんな特徴があるか、を知る必要があります。
リュックの種類はたくさんありますが、ここでは私が考える海外旅行を目的としたリュックについて書いていきます。
旅行用の2種類のリュック
旅行を目的に考えるとリュックは下記の2種類があると考えてます。
- 登山用リュック
- 日常用(旅行用)リュック
登山用リュックはこんな感じのリュックです。
日常用(旅行用)リュックはこちらです。
それぞれの特徴を旅行視点で簡単に書くとこんな感じです。
登山用リュックの特徴:長時間歩き続けても体に負担がかからない設計がされている
日常用リュックの特徴:日常使いに機能性と容量を兼ね備えた設計がされている
私はこの2つのタイプを両方とも持っており、それらのリュックでの海外旅行を経験しました。
私は長期(17日間)の海外旅行を2回してます。1回目は登山用リュック、2回目は日常用リュックです。
その経験を通して感じた各リュックの長所と短所はこちらです。
登山用リュックの長所と短所
登山用リュックの長所と短所はこちらです。
- 長所:体に負担がかかりにくい
- 短所:リュック自体が大きくて重たい
- 短所:リュックを一定以上にはコンパクトにできない
- 短所:ウェストベルト未使用時はウェストベルトが邪魔に感じることがある
長所1 : 体に負担がかかりにくい
私が実際に旅行して感じた登山用リュックの一番のメリットは体に負担がかかりにくいことです。
登山用のリュックには
- 荷重を支える「ウエストベルト」
- 荷物を安定させる「チェストベルト」
- リュックを体にフィットさせる「背面パッド」
が備え付けられてます。ウェストベルトにより肩と腰で荷物を支えることができ肩の負担が減少します。
短所1 : リュック自体が大きくて重たい
私が実際に旅行して感じた登山用リュックの一番のデメリットはリュック自体が大きくて重たいことです。
体に負担のかからない設計になっているとはいえ、リュックを背負ったときに内容量に加えリュックの重さを感じます。
短所2 : リュックを一定以上にはコンパクトにできない
登山用リュックも通常のリュックと同じように内容量が少ない時はある程度コンパクトにすることができます。
ただし、背面にパッドがついているため、一定以上にはコンパクトにできません。
短所3 : ウェストベルト未使用時はウェストベルトが邪魔に感じることがある
これはウェストベルトを閉じない場合、横にぶら下がり状態になり邪魔に感じた、ということです。
イメージとして飛行機のベルトを想像していただけると良いと思います。ベルトをしている時は問題ないのですが、ベルトを外しているときは、ベルトの存在が邪魔に感じるようなものです。
ウェストベルトを使って腰で支えられるのはとても便利です。
しかし、短時間だけリュックを背負う場合などは、手間なこともあり閉じなかったりもします。
※ また、ウェストベルトは差し込みバックルなのでそこまで手間ではないのですが、リュックを背負った後に両側のベルトを両手に持ってはめ込むという一連の流れは少し手間に感じます。
日常用リュックの長所と短所
日常用リュックの長所と短所はこちらです。
- 長所:リュック自体が軽く荷物がない時にはコンパクトにできる
- 長所:機能性のバリエーションが豊富
- 短所:体に負担がかかる
長所1 : リュック自体が軽く荷物がない時にはコンパクトできる
私が実際に旅行して感じた一番のメリットはリュック自体が軽いことです。
スーツケースと異なり、リュックはずっと背負い続ける必要があります。
軽いに越したことはありません。
また、荷物が少ない場合はコンパクトにできる(潰すことがきる)ので飛行機の座席の下にも収納することができます。
長所2 : 機能性のバリエーションが豊富
機能性のバリエーションが豊富です。
私のおすすめはPCを別収納できる機能です。(おすすめのリュックの項目で説明します。)
短所1 : 体に負担がかかる
登山用リュックが体に負担がかかりにくい設計になっているのに対し、日常用のリュックはそのような設計はされていません。
重さがそのまま体の負担につながります。
旅行視点での比較
続いて、この2種類に対し、旅行視点での比較をしていきます。
比較項目
はじめに比較項目です。比較するのはリュックでの旅行において重要な項目(私が重視するポイント)であり旅行プランに影響するポイントです。
これが『自分にとって最適な種類を把握する』ための方法です。
私はこの3点が重要と考えます。
- 体への影響度合い
- パッキングのしやすさ
- コンパクトさ
また、リュックの種類(登山用か日常用)を選別するうえで、重要でない項目はこちらです。
- 容量
体への影響度合い:スーツケースとは異なりずっと背負って運ぶ必要があります。体への影響度合いが強ければ、疲れてしまい、旅行を楽しめなくなってしまいます。
パッキングのしやすさ:旅行中のホテル移動がある場合は、常にパッキングが必要になります。ただし、旅行中のホテルがずっと同じホテルであれば、それほど重要ではない項目です。
コンパクトさ:旅行中のフライトによっては荷物の大きさ・重さに制限があります。ただし、フライトの種類によっては制限がゆるいため、それほど重要ではない項目です。
容量:容量については、リュック選びとしては最重要項目ではありますが、今回の2種類から選ぶ上では重要ではありません。理由としては、両方のタイプにおいて容量のバリエーションが豊富だからです。
※ただし、一定以上/以下の容量については商品が存在しないのでご注意ください。
登山用リュックと日常用リュックの比較
登山用リュックと日常用リュックの比較(私の評価)をします。
登山用リュック | 日常用リュック | ||
---|---|---|---|
体への影響度合い | 容量大 | ●+ | ▲ |
容量小 | ▲ | ● | |
パッキングのしやすさ | ▲+ | ● | |
コンパクトさ | ▲ | ● |
体への影響度合い
体の影響度合いは容量別で評価が異なります。
- 容量が大きく、重さが重いほど、体への負担がかかりにくいリュックの設計の重要度が増し、登山用が良い
- 容量が小さく、持ち物が少ない時には、リュック自体の重さがネックになるため日常用が良い
リュック自体の重さについて、私が持っているリュックを例に出します。
- 日常用( 30L ) : 約700g
- 登山用( 30+5L ) : 約1500g
容量が異なっている部分はありますが、このよう2倍程度の差になってます。
私はこのリュックに持ち物を6kg~8kgくらい入れます。
この容量(30L)でこの持ち物量(6kg~8kg)であれば、リュック自体の重さの方がネックに感じます。
これくらいの持ち物であれば、日常用リュックの方が良いと考えています。
パッキングのしやすさ
私は、日常用リュックの方がパッキングがしやすいと感じています。
理由はリュックの口が大きいからです。
日常用リュックには、このように全開になるタイプもあります。
さらに、旅行にPCを持っていく方はPCを別収納できるタイプがおすすめです。飛行機の荷物検査の際にとても楽になります。
私のリュックはこの2点を満たしていないのですが、夫のリュックがこれらの機能を持っており、大変重宝してます。
コンパクトさ
コンパクトになるのは日常用リュックです。
登山用リュックは背面パッドがついているため、一定以上はコンパクトにはなりません。
私が考える旅行に最適なリュックの種類とは
以上の比較結果から私が考える『旅行に最適なリュックの種類』とは
- 持ち物が一定以上の重さである場合、登山用リュック
- 持ち物が一定以下の重さである場合、日常用リュック
- ただし、下記の場合は登山用リュック
- 旅行中に持ち歩く距離が長い場合(体への影響を重視)
- 旅行中の荷物制限がゆるい場合(コンパクトさは不要)
- ただし、下記の場合は登山用リュック
- パッキングのしやすさを重視する場合、日常用リュック
赤字で示した内容について、具体的な数値は人によるため無責任には述べられません。
したがって、私の個人的な判断基準を書いておくので参考にしてください。
重さ:私(女性)は約12kg(容量35L)、 夫(男性)は約15kg(容量50L) ※
この重さまでであれば日常用リュックでも問題ありませんでした。
歩く距離:4万歩/1日くらい ※
日常用リュックでこれくらいの歩数の旅行をしてました。
荷物制限:フライト会社の規定次第
格安航空に乗る場合は日常用リュックの機内持ち込みで注意されることはありませんでした。
格安航空でない場合は登山用リュックでも機内持ち込みで注意されたことはありません。
※ 想定値です。細かく分析はしていません。17日間の旅行をもとに書いてます。
私がおすすめするリュックはこれ
最後に私がおすすめするリュックを紹介します。
登山用リュックはこちらです。
登山用については、背面パッドとご自身の体型がマッチしなければ意味がありません。
実際に店舗に行って背負ってみることをおすすめします。
旅行用リュックはこちらです。
これらはすべて私のおすすめの全開になる機能とPC別収納機能がついているものです。容量が異なります。
まとめ
海外旅行(国内長期旅行)にリュック1つで行く場合はリュックの選別がとても重要になります。
リュックの選び方をまとめます。
容量の決め方
- どれだけ持ち物があるか
- 持ち物量は工夫できるため言及なし
- どのくらいの重さであれば、無理せずに旅行ができるか
- 人による
- 私(女性)の場合は30~35L、夫(男性)の場合は40L
種類の決め方
- 自分が重視するポイントに合っているか
- 体への負担
- 持ち物が多い(重たい)ならば 登山用リュック
- 持ち物が少ない(軽い)ならば 日常用リュック
- パッキングのしやすさ
- 機能性のある 日常用リュック
- 体への負担
- 旅行プランに合っているか
- 荷物を持って長距離を歩く場合
- 体への負担が少ない 登山用リュック
- フライトの荷物制限が厳しい場合
- コンパクトにできる 日常用リュック
- 荷物を持って長距離を歩く場合
これらを慎重に検討し、より良い旅行にしてください。
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